Tおやじの日記帳~TakaWata’s diary~

主にPTA広報紙、その他の話題を書いてます!

あがり症

極度のあがり症

コンクールにて

先日、市のPTA広報紙コンクールが行われた。私が広報委員長を務めるi中学校は、昨年まで3年連続の最優秀賞に選出されている。

 

毎年代わる広報委員会のメンバーだが、私は2015年度にPTA副会長を務め、本部の担当として広報委員会に所属した。もともとPTA広報紙作成が好きだったので、以来毎年PTA広報紙に携わっている。

 

今年度もおかげさまで最優秀賞に選出された。今年度は広報委員長なので、i中学校の代表として初めて表彰状を頂いた。

 

自分はあがり症

私は極度のあがり症だ。特にこのコンクール、優秀賞発表のあとに最優秀賞の発表がある。

 

ドキドキ感は最高潮に達する。発表されたあと、1人でステージに上がって表彰を受ける。

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賞状を受けた時、やはり手が震えてしまった。ダメだ。私は緊張すると手が震える。この日も震えてしまった。

 

緊張しているのを200人以上いる見ず知らずの方に見られてしまう。そう考えるとますます緊張が高まり、どうしようもなくなる。

 

6年前にO小学校の代表として最優秀賞の賞状を受けた時もとても緊張した。6年経ってもあがり症は治らない。

 

しかしその間i中学校のPTA会長などを経験し、人前での場数をこなした。緊張をごまかせる術を身につけていた。

 

確かに手は震えたが、不思議と6年前のガチガチ感はなかった。緊張はするけれど「落ち着いた緊張」という訳のわからない気持ちになった。

 

何とか表彰が終わり、講師の方の話も終わった。そこで市PTA連合会の会長が、私にコメントをしてほしいと言ってきた。

 

また緊張させるのかよ〜!と思いながらステージに向かった。

 

ステージに立ち、会場を見渡すと、市内の小中学校の広報委員会の方たち200人が一斉に私を見る。

 

緊張は確かにあった。しかし普通に話せた。わずかに声が震えている気がするが、何とか話せた。

 

何度かの経験が功を奏したようだ。しかし何とかならんか、このあがり症!

 

あがり症について調べてみた

YouTubeで「あがり症」について調べてみたら、それに関する動画がたくさん出てきた。

 

ある方の動画が面白かった。話す人が緊張でダメだったと思っているほど、聞いている人には普通に聞こえているということだ。

 

誰かがステージ上で素晴らしいスピーチをした後、戻ってくると「いや〜緊張した!」と言う。聞いていた方は「え?緊張してたの?そんな風に見えなかったよ」という話があった。

 

あ、これ私にも経験がある!自分はめちゃくちゃ緊張して話しているのに、聞いている人には普通に聞こえていた。何度か言われたことがある。

 

心臓が飛び出るくらい緊張しているのを、聞いている人たちに悟られたくない、そのような状態がさらに緊張を招いてしまう。

 

克服法として、一度自分のスピーチを録音して聞くというのがあった。自分の話したスピーチの声を自分で聞く。これはどうしても照れ臭い。

 

過去にビデオなどで自分の声が入った動画を見たが、録音された声は、自分の声ではないような気がする。しかし間違いなく自分の声である。変な声に聞こえて、恥ずかしく思ってしまう。

 

その変な声で一丁前にスピーチをしている声を聞く。これはなかなか難しい。というより恥ずかしい。

 

しかし自分で恥ずかしく思っているその声でのスピーチ、他の人は「聞かされている」のだ。自分でダメだと思っているスピーチ、迷惑だろうが聞きたくないと思われても聞かされているのだ。

 

よく思い出してみると、過去に私が役員などでスピーチした後、お世辞もあるかもしれないが、概ね好評だった。自分でダメだと思っていても、好評だったのだ。

 

私はスピーチする時は入念に準備をする。小さい人間なので、徹底的に準備をしないと不安でたまらない。

 

準備や練習を重ねているから、極度の緊張状態でも聞いている方には普通に聞こえている。そういえば、しっかりと準備をしているから大失敗はなかった。

 

結論、気にしすぎ

気にしすぎ、考えすぎ

自分の経験とYouTubeの動画を見て振り返ると、極度の「気にしすぎ」「自分のスピーチにみんな不満を抱くのではないかという自意識過剰」が、私のあがり症の原因だと思った。

 

そもそもスピーチは、その場限りの「飾り」である。そりゃ偉大な方の講演会などは、聞いている人にとって大事なものだが、私などの普通の人間のスピーチなんてすぐに忘れられるし、失敗したとしてもその後誰も覚えていない。

 

そんなに気を張らなくてもいいのである。ステージに上がると立派なスピーチをしなくてはいけない、ということではない。自分はそんな大きな器ではないのだから。

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今後スピーチを行う機会があれば、それを意識していこうと思う。やがて手の震えも克服されるだろう。場数をこなすのも自信につながる。

 

そして、「自分のスピーチを録音して聞いてみる」これは効果的な「あがり症克服」になるかもしれない。

 

 

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