Tおやじの日記帳~TakaWata’s diary~

主にPTA広報紙、その他の話題を書いてます!

PTA広報紙 卒業特集 〜PTA広報紙を作ってみよう!7~

卒業する子どもへ向けて

卒業する子どもが載る最後の広報紙作成

年度末の3学期が始まり、子どもたちは寒さに負けず、元気に通っています。広報委員会の皆さんにとっては、年度末に発行するPTA広報紙で忙しい時期です。

 

PTA広報紙は年3回、年2回発行など学校によって様々ですが、3月に発行する学校は多いと思います。

 

3月に発行といえば「卒業特集」ですね。小中学校それぞれの最上級生は、学校生活において下級生のお手本として頑張ってきました。

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広報委員会の方は、卒業生へのはなむけとして、いろんなメッセージが詰まったPTA広報紙を作れる「権利」があります。次のステップへ歩みだす子どもたちへ、ステキなプレゼントをしちゃいましょう!

 

卒業特集は何がいいか

私の場合の作り方

卒業特集とはいっても何をすればいいのか悩みます。小規模校なら卒業生全員の写真を大きく入れたりすることも可能ですが、大規模校ともなると何百人もいると思うので難しいと思います。

 

私の地区の小中学校は、少子化の影響が大きく、子どもの人数が減り続けています。ここで紹介する特集は、小規模校ならではの特集となってしまいますが、大規模校の広報担当の方も何かのヒントになれば幸いだと思っています。

 

表紙は全員の集合写真がいいかと思います

まず表紙。ここには卒業生全員の集合写真1枚を入れると、この号は卒業特集だということが一目でわかります。真面目な写真を入れるよりは、全員にガッツポーズなどをしてもらって元気な写真を心がけると、とても生き生きとした表紙になります。

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皆さんそれぞれに仕事があり忙しいので担当の先生に撮影をお願いするのが一般的だと思いますが、思い描いたイメージがあるのなら、保護者が撮影した方が良い写真が撮影出来る場合もあります。

 

特に自分の子どもの同級生なので、知っている子も大勢います。「○○くーん!もっと元気よくー!」なんて保護者さんたちが頑張っている姿を見せると、案外子どもは喜んでくれます。子どもの友だちの元気な子をちょっとイジッて場を和ませたりするといいですね。

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どうしても無理なら、なるべく元気な先生に音頭をとってもらって撮影してもらいましょう。

 

そして学校に出向いて普通に「撮影しますよー」と言われても相手は子ども。元気な写真を撮りたいならば、こちらが楽しそうに大きな声で子どもたちを盛り上げましょう。大人のやる気は不思議と子どもたちに伝わります。担当の先生に協力してもらって、元気一杯の写真を撮影しましょう。

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特に中学3年生ともなると、恥ずかしがる子が多いです。しかし「こちらが委縮して撮影すると、気持ちが子どもに伝わり、固い感じがする写真」になりがちです。少々恥ずかしくても元気よく声をかけましょう。子どもたちにとっては記念になる広報紙です!

 

卒業特集のページ

表紙の写真とは別に卒業生の写真をメインに配置します。人数が少ないなら手間暇かけて全員の個人写真。ある程度の人数なら、表紙の写真より少しくだけた写真を入れると読み手も飽きずに見てくれると思います。

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私の場合は、卒業生の写真の他にPTA会長や校長、卒業生の担任の先生などの写真も入れます。卒業生に向けてはなむけの言葉は大事です。しかし、長い文章は避けましょう。だいたい100字くらいがベストです。保護者視点だとあくまでもメインは卒業生です。

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軽いアンケートも入れると楽しくなる

小人数なら一人ずつ「将来の夢」や「保護者に対して感謝のことば」など。ある程度の人数なら「楽しかった思い出」や「在校生にむけて伝えたいこと」などのアンケートを集計して載せても面白いです。

 

中学校の場合、生徒たちに「卒業をテーマにした俳句・川柳」を書いてもらったことがあります。真面目に書いてくる生徒が多い中、たまに天然のような面白い作品が出てくることもあります。

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保護者からのメッセージ

保護者に卒業する子どもへ向けたメッセージを書いてもらうのもいいですね。「○○くんのお母さん、いいこと言うなー」など、読んでいて楽しいですね。

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最終ページは役員さんの感謝の言葉で締める

最終ページは、1年間子どもたちと学校を繋ぐ役割を果たしてきた役員さんの写真を入れると、PTA広報紙として締まる感じがしますね。会長さんなど主な役職の方の感謝の言葉も入れましょう。

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ページが埋まらないなら、PTAに関するニュースを入れてみるといいですね。

 

卒業号は「これで役員終わりだー」ではなく「子どもたちへのプレゼント」と考える

全ては子どもへの愛情表現になれば

1年間の広報委員活動がまもなく終わります。最後の号を発行する時、1年間の役員から解放されます。しかし「大変だった」と考えて作ったものと「卒業生への贈り物」と考えて作ったものは明らかに違います。

 

子どもは卒業し、中学校、高校へと進学していきます。そして子どもが大人になった時、保護者が当時一生懸命作成した広報紙を見て、子どもが喜んで眺める姿を思い浮かべてみてください。嬉しいですよね!子どもの大切な思い出の一つとなる広報紙を作成してよかったと思うはずです。

 

PTA広報紙作成は確かに大変な作業です。しかし楽しんで、そして子どものために一生懸命やれば、その気持ちが形となって表れるものです。皆さん、PTA広報紙を楽しんで作りましょう!

 

※卒業特集が入ったリンクです。

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