Tおやじの日記帳~TakaWata’s diary~

主にPTA広報紙、その他の話題を書いてます!

ちょっと一息

『PTA広報紙を楽しんで作ろう』について

私のブログで『PTA広報紙を楽しんで作ろう』というものを掲載してます。2018.8.30現在、17話まで書いてます。

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あとで紹介する中学校広報紙のページです。

これは私がPTA役員として、平成23年から始まったPTA広報紙作成についての話です。7年前のことでも、自分が一生懸命作った広報紙を見返すと、不思議と鮮明に当時の思い出が蘇ります。

 

きっかけは、東日本大震災です。私の住んでいる所は、福島県福島市の南東部。原発事故で有名になってしまったi村も近いです。風評被害などでダメージを受けてしまった地域、子どもたちや保護者を元気づけたいという思いでPTA広報紙作成を始めました。

 

PTA広報紙というあまりにマニアな話題だけど、私はこれを必死に頑張りました。自分が印刷屋に勤めているので、イラストレーターとフォトショップの知識を持っていました。けど、学校の予算が厳しいので会社では作れません。学校から作文や写真を頂き、または自分が学校に行き、希望する写真を撮らせてもらう。そして休日を利用して自宅のノートパソコンで作る。これを7年続けています。

 

デザインなどは独学です。テレビやチラシなどをみて、いいデザインを見つけると携帯のカメラで撮影しておいて、そこから広報紙に使えないか?と考えます。

 

1円にもならない。けど、作り続ける

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他人から見れば、そんなことやったって金にならないのによくやるよ、って思うかもしれません。しかも休日に。確かに全てボランティアです。1円も手元に入りません。でも、自分なりに良い物を作って、人に見てもらって、褒めてもらえるって嬉しいじゃないですか。幸いにコンクールに出品して、毎年良い賞を頂いてます。

 

ブログでも書いてますが、賞を受賞するのが目的ではありません。読み捨てられる広報紙を、子どもの思い出にとっておきたくなる広報紙にする。コレです!実際に、何人かの保護者の方に、全部大切に保存してるよ〜とか、私が作るようになってから、広報紙を楽しみにしてるとか、子どものためにありがとうとか言われます。嬉しいですね。

 

このことって、なかなか人には言えないのです。人によっては自慢とか、自己満足と思われます。何だかんだ言ってるけど、結局は賞が欲しいんでしょ?とか、自分の名誉のため、とか言われるのが嫌なんですよ。

 

考えすぎかもしれません。でも、人間は他人の成功を喜んでくれる人と、そうでない人がいます。40年以上生きてると、それがわかります。

 

でも、幸いに私の知り合った広報委員の人たちは、みんな一生懸命手伝ってくれます。社交辞令のようなことはありません。そんなみなさんの気持ちがあればこそ、ここまでやって来れましたし、今後も頑張りたいと思います。

 

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おかげさまで今年度、全国コンクールで2年連続入賞出来ました。皆さんに支えられながら、自分でも楽しみながらやってこれた成果です。

 

三者に見てもらい、評価されるということは、それだけ良い広報紙が作成出来ているということだと思います。

 

これからも頑張るだけです

今後も「PTA広報紙を楽しんで作ろう」を書き続けていきます。自分の記憶が鮮明なうちに、年老いてから自分の人生を振り返り、良い思い出となるように。そして地域が復興に向けて少しでも元気になれば幸いですね。