Tおやじの日記帳~TakaWata’s diary~

主にPTA広報紙、その他の話題を書いてます!

PTA広報紙を楽しんで作ろう 16(2015)

小学校と中学校の両立

 

作成の前に

平成27年度が始まりました。O小学校は校長が代わり、PTAの懇親会で我が校の広報紙の進め方などを説明しました。この方、県南の小学校教頭から新任の校長として来た先生で、過去に4年連続で県広報紙コンクール最優秀賞を受賞したS小学校の広報紙に深く関わった先生でした。この時は強力な味方が来てくれた!そう思ってました…。

 

中学校の広報紙も担当することに

さて、息子も中学2年生になりました。私が小学校でPTA会長を務めたこともあり、中学校でPTA副会長の要請がありました。普通なら断るのが一般的ですが(笑)、小学校で私の前に会長をやっていた方が副会長を務め、その方からお願いを受けると断れず、受けてしまいました。

 

i中学校は副会長になると、教養、広報、環境と3つある専門委員会の本部付き役員として充てがわれます。(i中学校区は小学校3校で、各小学校から1名ずつ副会長がいる)私は迷わず広報委員会所属を希望しました。会長さんもO小学校の広報紙の活躍を知っていたので、ぜひやってくださいと言われました。

 

というわけで今年度は小中学校の2つの広報紙を担当することになりました。皆さんは大変でしょう、と言いますが、私はぜひやってみたかったので、楽しみでした。

 

県コンクールは2年連続とはならず

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惜しくも2年連続最優秀はならず。

県広報紙コンクール、27年度は「優秀賞」でした。こちらは2年連続最優秀賞とはいきませんでした。この時は結構自信があったので(今思うと全然ダメ)正直なところガッカリしました。

 

最近自分でも気づいていた、色の使いすぎと、PTA独自の企画が弱いこと。最高賞を受賞することが出来なかった理由はこの2つが大きいと分析し、次の作成に気をつけようと反省しました。

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優秀賞の賞状と盾

優秀賞なので2年連続全国小中学校PTA広報紙コンクール出場です。しかし入賞とはならず、後日「奨励賞」の賞状が送られてきました。全国の壁は予想以上に高い!

 

2つの広報紙作成に取り掛かる 小学校編集会議・作成

まず小学校。表紙は1年生の集合写真。去年はここでつまづきましたが、今年の1年生担任の先生は転任してきた話のわかるE先生。広報担当です。

 

(ちなみに、いろいろもめた広報担当のK先生、「PTA広報紙を楽しんで作ろう 15」で書いた広報委員会のことで私にウソをついていたことが判明。元PTA会長の影響力をやむなく使い、校長に頼んで担当を外れてもらいました。もちろん外れるべき理由があるからです。でないと校長も動きません)

 

今年の1年生は6名(少ない!)6人なので「いちねんせい」の6文字を一人一文字書いてもらい、その写真と集合写真を入れてみました。

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かわいい1年生6人!

2、3ページは、これまでやっていなかった先生紹介と、子どもたち全員の顔写真を学校の名前(カタカナにして)で形どり、PTA会長と校長を入れました。

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初めてやってみた先生紹介。

4ページは運動会。5ページは市の鼓笛パレード。どちらも単なる学校行事にならないように、PTA会員から見た行事、となるよう工夫をしました。

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なるべく工夫して。

6、7ページは前回の反省を踏まえ、会員の皆さんが興味を持って読んでくれる特集を考えました。

ちょうどこの年、福島市の小中学校で、年に何度か土曜日授業を行うことになりました。私たち親の世代では当たり前だった土曜日の学校。午前中に授業が終わり、お昼に放課後。明日は日曜日ということもあり、ワクワクしながら友だちと学校から帰ってきた思い出があります。

その土曜日授業について特集を組んでみようということになりました。子ども、保護者にアンケートをとり、なかなか良い企画だったと思います。

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土曜日授業の特集。

8ページは「O小のわだい」とタイトルを決めました。O小学校の身近なニュースをお知らせします。まず、この年から始まった学校行事として、近くの田んぼを借りて子どもたちに米作りを体験してもらうことになりました。食育というとても貴重な体験なので、それを扱いました。1学期は田植えを行いましたので、田植えの様子を撮影して記事を作りました。

あとは市連Pの球技大会、学校行事の自転車教室、PTA新入会員のあいさつ、編集後記です。

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その他の話題を最終ページに。

この第1号は、前年度「色がクドイ!」と仰せられたN教頭先生(^^)も「今回はいいんじゃないですか〜」と言ってくれるくらい、なかなかキレイな仕上がりでした。なるべくシンプルに、かつ内容は濃く。これは以後の広報紙作成に大きく影響したことです。N教頭先生、大切なことを教えてくれて、そしてハッキリと言ってくれてありがとう!

 

完成直前にトラブルが

転任してきた校長が、懇親会の時に気になることを言ってました。「私が前にいたS小学校は白黒を基調とした広報紙で賞を取っていたんですよ。O小学校も白黒で作ってほしいなー」と酔いながら。私は白黒で作成なんて全く考えていないので、酒の席での話ということでいつも通りカラーで作成しました。

 

校正作業はまず委員の皆さんで行い、後日教頭、校長が確認します。校長がみた時に「何で白黒でやってないの?前に言っておいたのに。言うこと聞かないと発行させないよ」と発言したらしく、人を伝って私の耳に入りました。「何言ってんのあの校長?」と思い、学校に文句を言いに行きました。普段は紳士的な私((^^))が怒っている様子を見たN教頭はオロオロ。そのあと校長と2人で話し合い、カラーで1年間やり通すことにしました。

 

あくまで平和的に話を持っていきましたが、この校長とはのちのち因縁を残すことになってしまいました。でも、おかしいですよね?PTAの長はPTA会長です。校長はウチのPTAでは顧問になりますが、PTA広報紙はPTAの広報紙です。校長のものではありません。また随分やりにくい人が来ちゃったなーと心配のタネとなりました。

 

記念すべき私が担当した中学校広報紙第1号

小学校と同時進行となった中学校広報紙作成。同じ小学校PTA出身の方は、小学校の広報紙の活躍は知っていましたが、他の小学校2校の保護者と中学校の先生は全然知らなかったようです。

たしかにPTA広報紙で県コンクール最優秀賞って言ったってたかがPTA広報紙。知らなくて当たり前です。新聞に載ったって所詮、県で一番になっただけのこと。全国一なら大きなニュースでしょうけど。

 

i中学校広報委員会編集会議・作成

なので、広報委員会の集まりの日、私が小学校で広報紙作成をやってきたこと、賞を何度もとっていることを説明して、小学校と同じくレイアウトは私がやるので、保護者の皆さんはアンケート集計などのお手伝い、先生には文字校正などをお願いしました。幸い保護者、先生とも大歓迎。とてもやりやすい環境の中で進めることが出来ました。

 

中学校の広報紙はそれまで私の会社で作っていました。A3二つ折りのA4版4ページ、白黒です。内容も校長、PTA会長の挨拶に始まり、学校行事をメインに生徒の作文で埋められていました。

これをカラー6ページ構成、レイアウト作成は私が自宅で作成し、印刷を会社の大きいカラープリンター(オンデマンド印刷というらしい)でする。印刷代金はプリンター印刷だけなので製作料がかかりません。これで前年度の予算と同規模での製作が可能となりました。

 

そして中学校でも小学校広報紙で協力してくれたカメラマンのAさんが手伝ってくれるとのこと。中学校では広報委員ではないのに!ありがとうAさん!

 

さて表紙。I中学校も各学期1回の3回発行なので、1学期は1年生、2学期は2年生、3学期は3年生と決めました。今回は先生に1年生の集合写真をお願いしました。いやしかしこれが大成功!このW先生が生徒に人気のある先生で、撮影が楽しかったのでしょう。とても元気の良さが伝わる、いい写真をいただきました。

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初めて作成した中学校広報紙の表紙。

2ページはPTA会長と校長の写真入りあいさつ。そして修学旅行の記事を入れました。

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修学旅行はあまり入れたくなかったのですが…。

3ページは中体連。インパクトのある構成にしました。

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インパクトを強めに、を意識しました。

4、5ページは特集。委員の皆さんに意見を求めると、中学校の保護者のお母さんたちの活発なこと!いろんな意見を次から次へと出してくれて嬉しい悲鳴!ウチの小学校のお母さんと比べると、とても積極的!

結局、家庭のしつけについてアンケートをとることになりました。中学生ともなるとガミガミ言っても逆効果とか、どう注意すれば効果的なのか知りたいという意見から決まりました。

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なかなか良い企画だった「躾」の特集記事。

最終6ページは先生紹介と市連Pの球技大会、今後の学校行事紹介、編集後記です。

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放課後、先生方にご協力いただきました。

あとあと良い結果を残す記念すべきi中学校広報紙第1号が完成しました。発行した後の反応はとても良かったです!他の小学校PTA出身の方もかなり驚いた様子で褒めていただき、嬉しい限りでした。

 

キツイけどやっぱり楽しい

小中学校のPTA広報紙を実質自宅で休日を使い作成。やはり結構キツイですね。でも出来た後の皆さんの反応の良さを肌で感じると、無性に楽しい気分になります。嬉しいです!こういう作業がもともと好きということもありますが、この時期から広報紙作成が楽しくて楽しくて仕方がありませんでした。楽しんで作る、これ大事です。イチローだって野球が大好きです。楽しいからこそ結果が出る。イヤイヤやっては結果が出ない。とても大切なことを改めて感じました。

 

さあ夏休み。セミの鳴き声が心地よい季節となりました。

 

また次回!