PTA広報紙を楽しんで作ろう 15(2015)
卒業特集と企画物2つ
2年連続市コンクール最優秀賞の余波
2年連続で市コンクール最優秀賞の快挙は、地域の方に大きなニュースとなったようです。あちこちで「すごいねー」「いつも読みやすい広報紙だね」などの声が聞かれました。嬉しい!
よくよく考えてみたらすごいことです。市内約50校ある小学校の中で、たった1校が受賞できる「最優秀賞」です。市内でも児童数が少ないO小学校。下から数えた方が早いくらいの人数です。
そんなO小学校の名前が新聞に大きく載るたびに、やってて良かった!って思います。少しでもO小学校に活気を与えることが出来たことは、とても嬉しいことでした。
編集会議・作成
さて第3号。今回は1〜3ページを卒業特集に使います。表紙は卒業生の集合写真。そこに保護者からのメッセージを入れてみました。
2、3ページは個人写真。好きな言葉を書いてもらい、保護者へ感謝の言葉をお願いしました。
4ページは鼓笛隊の引き継ぎ式と、毎年行われている卒業生とその保護者による学校の清掃作業。そして2年連続市コンクール最優秀賞の記事です。
5ページは特集。毎年当地区で行われているつるし雛祭りがありますが、当校でも子どもたちがつるし雛を作り出品しています。作成から展示までの過程を載せました。そして地域の方も学校に来てくれて、子どもたちに作りかたを指導してくれているので、その中心人物の方も写真入りで掲載しました。
この方の息子さんが同じ教養広報委員なので、取材のお願いもスムーズにいきました。
6、7ページは、本校が創立140周年を迎えることから、地域の民生委員の方をゲストに、昔と今の学校の違いなどのお話を写真を交えて特集を組みました。
民生委員さんの自宅にお邪魔し、昔の学校の写真をお借りしました。昔の学校の様子や遊びなどの貴重なお話を聞けました。
学校からも昔の写真や広報紙などを借りて、読みやすいように工夫して作りました。
8ページは退会するPTA会員のあいさつ、準会員会計報告、編集後記です。
事件がおきる
第3号作成中、ちょっとした問題がありました。広報担当のK先生。編集会議を予定していた日に、突然電話があり、今日は臨時の職員会議が入りまして、日を改めてほしいということです。その日は雪も降り夕方頃には道路も凍結しそうな日でした。先生も大変だな、と思い了解しました。
ところが…です。たまたまN教頭先生から私の携帯に、あるPTA関係の仕事のことで私に教えてほしい、と電話がありました。昨年度会長でしたから、N教頭先生に説明をしました。あれ?もう会議終わったの?
「ずいぶん早い時間に職員会議終わったんですねー。」「え?今日は会議入ってませんよ」
「ちょっとお話があるので今から学校に行っていいですか?」急いで学校へ行って、事の成り行きを説明。かなり感情的に話してしまいました。教頭先生も校長に伝えておきます、と言いました。
確かに今日は雪だし、帰り道も凍結して大変かもしれません。しかし委員の皆さんもそれぞれの職場で働いたあと時間を割いて集まってくれるんです。嘘までついて帰ろうとしたK先生には、これまでのいろいろなこともあり、我慢の限界です。担当を外してください、とも伝えました。
PTA広報紙は保護者と先生方の広報紙です。お互いの協力がなければ作れません。たとえやりたくなくても、すぐバレるような嘘を先生が言ってはいけませんよね?
とにかくいろんなことがあった平成26年度も終わります。もうすぐ卒業式です。春も近い3月下旬、無事に発行できました。
また次回!