PTA広報紙を楽しんで作ろう 12(2014)
先生にもいろんなタイプがいることを改めて実感
今回からカメラマンAさんと写真撮影することに
さて26年度の第1号!今年度から子どもたちの写真はカメラマン担当のAさんと私が学校に出向いて撮影することにしました。やはり先生たちには申し訳ないですけどAさんの写真の方が圧倒的にキレイです。以前、先生が撮影したデータには暗くてノイズが入りまくりの写真などがあり、フォトショで修正が大変なことがたびたびでした。Aさんならカメラの知識も豊富ですし、フォトショも少しわかる、という人なのでお願いしました。もちろん先生には失礼のないように説明もしました。
トラブル発生!
撮影当日。1年生を集めておいてくださいとお願いしていましたが、担任の先生が今日はムリですと言っているらしいです。なぜ?と聞くと「忙しくて時間がない」そうです。事前にお願いしているのにそりゃないでしょうと言いましたがムリらしいです。どうなってるの?と担当のK先生に聞くと「F先生は一度決めたらムリなんですよー。」と訳の分からない説明。1年生だから給食が遅れたのかも、とも言いましたが、こっちだって仕事を中退とって来てるのに無責任だなー。冗談じゃない!
しかし1年生が揃わないことには表紙用の写真は撮影できません。担当のK先生に後日撮影をお願いして、他の子どもの撮影をして学校を後にしました。
数日後、撮影できたか学校に確認をすると、まだです、まだですの繰り返し。おかしい。普通写真くらい撮れるでしょう?そしてついに撮れたのでデータ渡します、とのこと。子どもを通じて渡されたUSBのデータを見てみると、指定した角度と内容の全く違う集合写真。そして顔中心に撮ってあるので計画していたレイアウトが出来ません。
F先生、かなりの気まぐれ屋
あとでN教頭先生に聞いた話ですが、F先生は全く悪気はなく、忙しい時は聞く耳を持たない性格だそうです。まあ校長に言われたら別なんでしょうけど。N教頭に「私からお詫びしますので」と言われたので引きましょう。しかし指示した写真が違うのは困ったなー。
もう一度撮り直ししてくださいと言おうかと思いましたが、前号のこともあり、これ以上あまり強く言うとただでさえ少々ギクシャク気味のK先生との関係もおかしくなりそうなので、ここは我慢!それならば表紙のレイアウトを練り直してみようじゃないかと思いました。
作成開始
表紙は個人写真を並べるレイアウトにしました。私としては、集合写真の方が子どもたちの楽しい様子が伝わりやすいと思っているのですが仕方ありません。
2、3ページの鼓笛パレードは子どもの元気を伝えようと、少々凝った作りにしました。ついでにPTA会長と副会長のコメントを載せて、保護者から見た鼓笛パレードの感想も入れました。
4、5ページの運動会、カラフルにして目立つように作りましたが、今見ると色使いすぎ!
6、7ページの複式学級制特集は、今年度転入してきたN教頭先生に協力していただき、複式学級制とはどういうものなのか?という疑問をわかりやすく作れました。
遠足と宿泊学習は子どもたちにとって楽しい思い出になったことが伝わるようにカワイイ感じで。
8ページはバックに模様を入れてみました。これも改めて今見るとクドイかな〜と感じますね。
作成を終えて
今回はいろいろトラブルがあり、4年経った今思い出してみると、先生にもいろんなタイプがいることに気付かされた時期だったと思います。
常に教育熱心で熱中時代の水谷豊のような先生、勤務時間とそれ以外の時間をキッチリと割り切る先生、自分の考え方が正しいと信じて強引なことをしてしまう先生、一見人当たりが良さそうだが内面は違う先生。いろいろです。
私もこれまでは、先生たちがまとめていた広報紙作成を、本来の形の私や委員の皆さんが引き受けて一生懸命やっていれば、先生たちは最大限の協力をしてくれると思っていました。もちろん良い先生もいます。例えばこの年度から新しいN教頭先生が着任したのですが、このN教頭先生はとても協力的で、今回の広報担当の先生たちの態度について、私の言い分も聞いてくれました。しかし教頭の立場上、PTA関係のことはあまり強く言えないので我慢してほしいと言いました。広報紙作成自体が仕事とは別のボランティアなので、先生たちにも無理は言えないのでここは一歩引きました。
PTAは保護者と教師の会です。お互いの意見を聞いて仲良くやっていかなければならないと改めて感じました。しかし納得できない1年生担任のF先生!まだ1年生の子どもたちを見ているのは大変だけど、こっちは仕事を抜け出してきているんです。忙しいのはみんな同じです!
1学期最後の日、なんとか無事に発行できました。子どもたちは楽しい夏休みに入ります。
また次回!