PTA広報紙を楽しんで作ろう 13(2014)
初の全国コンクールへ出品!しかし甘くなかった…。
気をとりなおして第2号!
校長・K先生・私で話し合い
4月の第1号作成の時に広報担当のK先生からの衝撃の発言がありましたが、その後、私とK先生、校長を交えて話し合いをしました。なぜあんなことを言い出したのか。K先生が言うには、私(筆者)だけに負担がかかってしまい申し訳ない、大変なので意見を出しました、らしいです。私はもともと仕事で印刷物作成をやっていたことだし、作ること自体は大変とは思っていません。そして自分の子どもの通う学校、子どもの友だちや保護者などが題材なので、作っていてとても楽しいので負担と感じたことは全くないですよ、と言いました。それでもK先生は納得がいかない様子でした。
とにかく年3回発行から2回への縮小など、ちゃんとした理由もないのに受け入れられません。K先生へは不信感も芽生えていたので、ここは悪いですけど例年通り年3回の発行を目指しました。
全国小中学校PTA広報紙コンクール初出品
さて、先の県小中学校PTA広報紙コンクールで最優秀賞に輝いた本校の広報紙ですが、本県のコンクールには最優秀賞、優秀賞、入選の賞があります。(各都道府県によっていろいろです。金賞とか教育長賞など)我が福島県は例年最優秀賞2校と優秀賞4校に選出された学校が全国小中学校PTA広報紙コンクールに推薦されます。
毎年8月下旬頃入賞校が発表されます。市、県のコンクールでトントン拍子に入賞したので、あわよくば全国でも入賞するのでは?と期待していましたが……。さすがにそこまで甘くありませんでした。まだまだ企画、レイアウトに課題があることを実感しました。後日、日本PTAより「奨励賞」をいただきました。(都道府県のコンクールを通過した学校に贈られる)
編集会議・作成
さあ第2号!まだK先生とはギクシャクしてますが、お互いに大人です。何事も無かったかのように話を進めていきます。
ここ2年は表紙に市の陸上大会を取り上げていました。今回も陸上大会にしますか?と皆さんから意見が出ましたが、私は同じことを繰り返したくないタイプなので、違う話題はないか考えました。
そこで年に2回ほど行われる給食試食会がありますが、今回は県の教育委員会の「いただきます、ふくしまさん(福島産)」という事業があり、たまたま本校に地元テレビ局が取材に来るということ。それはスゴイ!給食試食会を表紙に使いましょう!となりました。
2、3ページに陸上大会、持久走大会を入れて、4、5ページに学習発表会、6、7ページに企画物と学年行事、8ページにその他の話題を入れようとなりました。
企画物ですが、最近は私の考えた企画しかやってこなかった経緯があり、皆さんから意見を求めました。しかしなかなか出ない。すると広報担当のS先生が「子どもたちに、10年後の夢を書いてもらってはどうでしょうか?」と言いました。委員の皆さんも「あ、いいですねー!」と同調。しかし私としてはイマイチつまらないと思いました。給食センターへの取材や見守り隊への取材、複式学級など、最近はテーマがかなり高度?と思っていたので、もっと深い企画をやりたかったのですが…。
しかしみんなで作る広報紙です。今回はそれでいこうと決めました。先生たちに子どもたちへのアンケートをお願いしました。
テレビに映ってしまった!
表紙で取り上げた給食試食会当日、私も教養広報委員として出席しました。子どもと一緒に食べる給食って楽しい!と思っていたら、来ましたよ。テレビ!アナウンサーの方と一瞬目が合うと、すぐさま私にインタビュー!後日この番組を見ると見事に私が映ってました!いやー見事な福島弁(^^)
さて広報紙も完成です。この時期、自分でも気がつかなかったのですが、とにかく色を使いすぎでした。見た目を良くしようとやってしまう派手な色使い。広報紙作成に携わっている方、ついつい目立つようにやってしまいませんか?
イタイとこ突かれてしまった
完成した後、信頼するN教頭先生が「ちょっと色がクドくないですか?」と言いました。あまりにも図星をつかれました。とっさに「そんなことないですよ〜」と言いましたが、やっぱりクドかったか…と反省。しかし一年間は同じスタイルでいくと決めているので、次年度からは少しアッサリ系を目指そうと思いました。
2学期最終日、無事発行。雪のちらつく寒い日でした。
また次回!