Tおやじの日記帳~TakaWata’s diary~

主にPTA広報紙、その他の話題を書いてます!

子どもの宿題を手伝って思う

中1の娘が宿題をしている時、ときどき「これ教えて」と言われる。どれどれと見てみる。

 

国語や社会ならまだ何とか教えられる。社会はわりと好きだったので自分でも覚えているし、ヒントを出せる。だが答えは教えない。

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しかし数学と理科は全然わからない。もともと苦手だったし、今さら方程式やら何やら言われてもすっかり忘れてしまった。

 

もし今マンガやアニメのように中学生にタイムスリップしてしまったらどうなるだろう。頭の中が40代後半なので、とても毎日勉強をやる気になれない。そして学校のあの硬い椅子に座って50分も授業を受けることが耐えられない気がする。

 

そして中3なんかにタイムスリップしてしまったら最悪。高校受験はまず無理だ。

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今考えると、よく毎日勉強をしながら過ごしていたものだ。50分授業だけでも大変なのに、それを5時限も6時限も勉強していたのだ。

 

だが、あの楽しい部分の中学時代をもう一度体験できるならタイムスリップするのも悪くはない。

 

中学時代の楽しい思い出は人それぞれあるだろう。修学旅行や体育祭などいろいろある。

 

私が今もよく覚えているのは、休み時間に友だちと遊んだり、いろんなことを話したこと。そして部活動もつらかったが、とても楽しい思い出だ。

 

大人のように毎日の行動に責任がないし、とにかく自由だった。当時は苦痛にも思えた授業だってとてもありがたく思える。そして同年代の友人がたくさんいて、趣味や未来について語り合ったりできる。こんな贅沢な環境があるだろうか?

 

おそらくこのような考え方は、大人になってからでないと無理だろう。毎日家庭のため、子どものために汗水を流しながら働く。休日以外は仕事が大変で趣味の時間なんてほとんどない。

 

あー1日でいいから中学生に戻ってみたい!

 

まだ大人の社会を知らない子どもたちは、自分たちがいかに楽しい時間を過ごしているとは思わないだろう。

 

毎日勉強、宿題、部活動とクタクタになっている。子どもが感じる時間は長い。一体いつまで勉強しなければならないのか?と思う子どもは多いと思う。

 

だが、大人になればわかる。いかに自分たちは楽しい時間を過ごしているか。そして将来の進路について悩むこともあるだろうが、頑張って努力すれば道が拓けるのだ。

 

自分は勉強が出来ないからダメだ、と言ってもまだまだ取り返しがつく。

 

そしてつらいことだって、大人になれば「何であんなことで悩んでいたんだろう」と思うようになる。子どもの時代には悩むことも必要だ。大人になるための大事な過程だと思う。

 

人生は大人になってからが本番!

 

私は子どもに説教するのが嫌いなので、さり気なく頑張れ、と言っているつもりだが、はたして子どもに伝わっているか。

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そう思いながら娘の宿題をときどき手伝っている。何気に楽しい。大切な娘と会話をする楽しい時間だ。どうか中学生、高校生の楽しい中学時代を送ってほしいと切に願っている。

 

その思い出は、人生の宝となるのだから。