Tおやじの日記帳~TakaWata’s diary~

主にPTA広報紙、その他の話題を書いてます!

スマホ禁止、ではなく使い方を教えてみる

中学生のネット事情

先日、中学校の広報委員会で子どもたちのネット利用の話が出た。「家に帰ってくると真っ先にタブレットだよー」とか「一旦寝て、真夜中にスマホ見てるみたい」などの話が出る。

 

スマホは高校生になってから与えるという意見は多い。しかし、周りの友達が持ち始めると事情は変わってくる。

 

みんな持っているのに自分だけ持ってない!とか言ってくる。そうなると仕方なくどの家でも買い与えてしまう。

 

私の家の場合

私の家では、息子が中学2年の時に電話機能のないiPod touchを買って与えた。(電話機能がないと言ってもネット通話が可能だけど)

 

私は特にスマホなどの端末は、使い方さえ間違えなければ持たせてもいいという考えなので、特に抵抗はなかった。

 

買い与える前は、私がiPhoneを買った時に特典としてついてきたiPad miniでゲームをしていた。私としてはiPhone &iPadでいろいろ楽しもう!としていたのに、ほとんどいじれなかった(^^) いつのまにか息子のものになってしまった(^^)

 

ちなみにiPod touchを与えればiPadは戻ってくるだろうと思っていたが、今度は娘が使うようになっちゃった!(^^)(^^)(^^) マイクラにハマってた!

 

で、話を戻す。iPod touchを手に入れた息子は悠々自適にパズドラやモンストなどのゲームに熱中していたようである。

 

ところがある日、息子がtwitterをやっていることに気づいた。「twitterってみんなやってるの?」と聞くと驚いた。クラスのほとんどがやっていると言う。

 

twitterだけではない。LINEもやってる!おいおいこいつ、いつの間に…。

 

中学生のアンケート

息子が中学3年の時に、PTA広報紙のアンケート企画で「自分専用のタブレットなどの情報端末を持っていますか?」と聞いたことがある。

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持っていると答えた生徒が過半数を超えていた。自分専用ではないが、親やきょうだいに借りることが出来る意見も多く、持っていないと答えたのは14.7%だった。

 

ほぼ同時期に学校でも同様のアンケートを行ったらしいが、所持していると答えた生徒はもっと少なかったらしい。

 

中学生なので警戒して回答したのだろう。PTA広報紙のアンケートとして実施すると幾分正直に答える生徒もいるだろうが、実際はもっと多いと思う。

 

2年前のアンケートなので、現在はもっと多いだろうと推測する。おそらく9割は何らかの方法で現在の中学生はインターネットに関わっていると思う。

 

持たせない、は無理だと思う

「スマホは持たせないようにしましょう」と学校やPTAが意見を出しても、所詮今さら無理なのである。学校によっては、情報端末を持っていないことが仲間はずれやいじめにつながる可能性もある。

 

ならば、「持たせない」ではなく、「正しい使い方」として教育する方が手っ取り早い気がする。間違った使い方をすると、取り返しのつかないことになる、常に危険と隣り合わせ、などを指導した方がいい。

 

近頃の子どもも単純ではない。YouTubeで、架空請求詐欺の犯罪に対抗するユーチューバーなどの動画を見ている子どももいる。未熟ながらも、ネット犯罪の危険性を知っているようだ。

 

しかし、中学生はまだ子どもだ。いくら大人びた考え方や発言をしても、人生経験が足りない。犯罪に巻き込まれる危険性は十分にある。

 

全ては親の責任のもとに

そこで親の出番だ。ネット端末を否定せず、正しい使い方を教えるべきである。使い方さえ間違えなければ、こんな便利なものはない。

 

スマホ操作が苦手な親もいるだろう。子どもがスマホで何をしているかわからない人も多いと思う。

 

しかし買ってやったのは自分。未成年の子どもに、使い方を誤ると大変なことになる物を与えている。わからないでは済まない。わからないなら最低限の使い方を覚えるべき。

 

大事なのは、絶対持たせない、ではなく、正しい使い方を徹底させる。今の時代には、今の時代にあった指導方法が大事であると思う。

 

人間不思議なもので、ダメと言われるとますます興味を持ってしまう。CMやニュースであれほどゲームなどを放送されていればなおさらだ。

 

正しい使い方をしていれば、学校や塾では学べない、大切な何かを知ることが出来るものである。と思いました!