PTA広報紙を楽しんで作ろう 29(2017)
i中学校28年度第3号!
i中広報紙作成開始
市のコンクールで2年連続で最優秀賞を受賞、いい流れになってきました。そんな中で、年度最後の広報紙作成が始まりました。
小学校の卒業式は3月下旬ですが、中学校は中旬はじめです。昨年よりページ数も増えたので、頑張らなくては!
編集会議
表紙は卒業生です。いよいよ息子も卒業生です。もう中学校卒業か…。早いなあ…と感傷に浸ります。
2、3ページは、端の方にPTA会長、校長、担任、副担任の写真とメッセージを入れることになりました。メインの写真、どんな感じで入れようか。まだイメージが湧きません。なので、ここは撮影当日まで何かレイアウトを考えておきますと委員の皆さんに言いました。
4~7ページ。卒業特集を4ページにわたって掲載することになりました。毎年行っている、親から子へのメッセージは、今回も行います。広報担当のW先生も「これはぜひとも入れたいです」とのこと。W先生は息子の所属していたバスケ部の顧問の先生です。生徒たちから人気もあり、私も信頼のおける先生です。それを4、5ページに入れることにしました。
昨年行った「卒業の思いを俳句に詠む」も好評だったので、それも入れてみますかと意見が出ましたが、それは号外第3号に入れることにしました。なるべく同じレイアウトは作らない、私は「常に進化する」が信条です。
6、7ページは、頭の中に思い描いていた企画がありました。卒業生の集合写真を大きめに入れ、入学時の写真をサブに入れて、卒業の喜びを保護者とともに共感する、というものです。文章で書くとなかなかわかりづらいと思います。私の中にはイメージが出来ていました。
委員の皆さんには、ちょっと計画があるので、ここは私に任せてください、とお願いしました。先生を含めた皆さん、いいですよ、と言ってくれました。ここまでの実績が信用となっているのかな?と自信過剰気味(^。^)
8ページは、PTA活動への感謝の言葉を役員から。そして先の市コンクール2年連続最優秀賞受賞の記事と編集後記。
写真撮影!
まず写真撮影。昼休み、給食が終わったのを見計らって教室に入ります。広報担当のW先生が「制服に着替えた方がいいですか?」と言いましたが、元気のいい生徒には寝っ転がったりしてもらおうか…(^^)と思っていたので、「ジャージでいいですよ」と伝えました。
教室で撮影する写真は、6、7ページで使う頭の中にある写真です。出来るだけ楽しい学校生活が伝わるように、生徒たちを盛り上げました。
続いて5校時に卒業式の練習をするということで、生徒より先に体育館に行きます。
寒い。人のいない冬の体育館って、寒い。端っこの方で1年生が何人か健気に遊んでます。子どもは遊んでいれば寒くないんですね…。^_^^_^^_^
Aさんは撮影の準備を進めます。するとちらほら制服に着替えた生徒が集まってきます。
全員が集まり、集合させて撮影開始です。ガッツポーズや自由なポーズなど何枚も撮ります。生徒たちも楽しそうな様子なので安心しました。
そこでヒラメキ!2、3ページのメインに、生徒たちの笑顔の楽しい写真を何人かずつバラで撮り、それをうまくまとめればきっといい写真になる!そう思って、生徒たちのところへ行き撮りまくりました。
撮影が終わると卒業式の練習が始まりました。帰ろうかと思った時、先生の個人写真を撮ることを忘れてました。もう練習が始まっていたので、終わるまで見物してました。
先生たちが校長やPTA会長の代役をして、卒業証書を渡す練習や、名前を呼ばれたら大きい返事。見ているととても練習の真剣さが伝わります。さすが中学3年生。小学生の時とは違うね~!
終わった直後、先生にお願いして撮影します。学年主任は広報担当のS先生です。この方、性格が明るくノリがメチャクチャいいんです。いやー良い写真が撮れました。他の先生もいい写真で、作成が楽しみです。
4、5ページの親から子へのメッセージも原稿が集まりました。8ページの役員の挨拶も集まりました。いよいよ作成です!
と、その前に、号外第3号!
本紙作成の前に、卒業生の俳句を載せる号外を作成します。
表面は、卒業式の練習が素晴らしかったので、練習の写真を入れて、私の気持ちを書きました。後日行われた同窓会入会式にも出席しましたので、その時撮った写真と記事。
裏面は、俳句と川柳と編集後記。また面白いこと書いてきたかな?と思いましたが、思いのほか真面目に書いてきました。これはこれで素晴らしい!
卒業式の3日前、3月10日に発行されました。
第3号作成開始!
表紙はスンナリと作成できました。教室で撮った写真の一部を右上に入れました。
2、3ページ。バラバラの写真を円の中に入れて、文章のバックに桜模様を入れました。うーんなかなかいい感じですね。ちなみに生徒の写真、何枚かマスクを着けたまま撮影してしまった写真があり、後日先生に撮り直してもらいました。あとあと残るものですし、出来ればマスクはない方がいいと思います。撮影中って案外、そういうことに気づかないんですね。
ちなみにi中学校では、マスクを外させて撮影したからといって、苦情を言う会員の方は皆無です。ホントに皆無です。恵まれた環境なのでしょうか?保護者、生徒たちに感謝です!
4、5ページの親のメッセージは、シンプルに、見やすくしました。楽しかった思い出と辛かった思い出のアンケートの円グラフも入れました。ところが辛かった思い出に「先生」と書いたヤツがいましたが、S先生とW先生も「う~ん…。いいでしょう。それも思い出でしょうから」この2人は懐が深い!
6、7ページです。まず教室で撮影した生徒たちをフォトショで切り抜きました。1年生時の係活動の写真を先生が持っていました。それからクラスごとに入学直後、学校のすぐ下の桜の木の下で撮った写真もありました。その時の撮影後、学校にもどる生徒の後ろ姿を背景に大きく入れました。
文章は私が考えました。息子が中学校へ入学してから、親としての気持ちを素直に書きました。贈る言葉というよりは、子どもから感動をもらってありがとうという気持ちが入った文章ですね。
この文章、今改めて見ると、スゴイですね。感動しませんか?(^^) 自分で言っちゃなんですが、スゴくいい文章だと思います(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)!
8ページの役員挨拶は、まあ形式通りですね。それからコンクールの記事を入れて完成です。
そして発行!
卒業式の前日に発行でした。この広報紙を読んだ卒業生の保護者は何を思って卒業式に出席したでしょうか?別に広報紙なんて関係ない、という人もいますし、感動したと思ってくれた人もいたことと思います。
PTA広報紙は、学校での子どもの様子を伝えることや、アンケート調査などの企画を行うことなどの他に、普段なかなか言えないことを広報紙を使って保護者・子ども・学校を繋ぐ役割も出来るんだなあと思いました。この号は、そんなことを気づかせてくれた号だと思います。私もいい経験になりました。
今年の卒業生はどんな高校生活を歩むのか?春の日ざしが彼らを照らす良い季節となりました。
また次回!