PTA広報紙を楽しんで作ろう 22（2016）
特別編・ｉ中統合60周年記念広報紙
60周年記念広報紙スタート
さて記念広報紙の作成が始まりました。今回は仕事として作成から印刷まで受けているので、会社でやって構わないのですが、今まで自宅のパソコンで作成していたので、会社でやるとどうもしっくり来ません。気が散るのです。という訳で、今回も自宅でやることにしました。
この広報紙は、広報委員会発行となりますが、委員の皆さんに負担をかけることになりますので、最初から最後まで私が請け負いました。
これだけ仕事したよ、って後で会社に言って給料もらいます。ですのでテキトーなものは作れません！
作成がはじまる
まず表紙ですが、いきなりつまづきます。アイデアがなかなか出てきません。
今までの広報紙の作り方と根本的に違うので、どんな表紙にしようかと悩みます。えーい面倒だ！後回しにしよう。
ということで2、3ページ。ここは一枚写真にしました。K町の広報紙で、時々一枚写真を使った迫力あるページがあります。こういうの作ってみたいな、と思っていたので、思い切って作成しました。
生徒会役員が校長先生を囲み、学校の庭で談笑する写真です。
作ってみると「あら、いい感じ」と思いました。K町の広報紙に引けを取らない！と勝手に満足(^^)
4、5ページは生徒の学校の様子を伝える内容なので、授業中の写真をメインにして、真剣に勉強する生徒たちを入れました。そしてカルチャーショックを受けたプロジェクターを使った授業と給食の風景。
記事本文は私が書きましたが、なぜかこの時はスラスラと言葉が思い浮かび、そんなに時間をかけずに完成しました。いやいや我ながら上出来の文章だと思いました（＾ν＾）あとで校長先生にも褒めていただきました！
6、7ページは昔のｉ中学校特集。Tさんから取材した内容を入れていきます。Tさんから伺った話をメモに書いていたので、それを見ながら書きました。その時代背景も入れた方がいいかなと思い、中卒の初任給8000円、かけそば35円など、ウィキペディアで調べたりしました。
ここの文章もスラスラと書けました！なんだよ俺って才能ある？なんて思ったりして(^^)
8、9ページは生徒たちのページ。生徒会役員の個人写真をコミカルに入れて、各部活動の写真を入れました。憲法のアンケートもさすがｉ中学校の生徒。全員真面目に書いてもらって、とても良い内容となりました。
10、11ページは生徒のアンケートで埋め尽くされます。10年後に何になっていたいか、60年後の世の中はどうなっているか？です。
このアンケートで、一部の生徒が少しオフザケの回答があったため、先生からお叱りを受けて再度提出した生徒がいました。私もそのオフザケを見ましたが、吹きました(^^) まあ許せるレベルの回答です。悪意のない、天然ともとれる回答です。
中学生って面白いですね。大人と子どもの間の成長中の人間って面白いです。ここで思いました。通常の広報紙第1号で、面白い回答が出そうなアンケートやったらどうかな？保護者の方々も思わず笑ってしまう、そんなPTA広報紙っていいよな？って。
12ページは、現在の校舎と旧校舎を比較して、60年の時間をテーマに作成しました。下段は式典や行事、懇親会の内容です。市長はじめ教育長などが式典にいらしてくれるので、案内も必要です。
表紙に苦労する
さて、困った表紙！ここはネットで他の学校や自治体の記念誌などを参考にしようと思いました。そして、目にとまった、ある作品。「あ！これカッコいい」これを参考に作ろう！
子どもたちの顔写真を選びました。そしてもう一度学校へ行き、生徒会役員の生徒2人にポーズをとってもらって撮影。そしてとうとう出来ました。
しかし出来たはいいが、実はコレ、ハッキリ言ってパクリと言われても仕方ないくらい見本と同じように作っちゃいました！東京オリンピックでもありましたよね。
でもあちらは全世界の話、こちらはある中学校区の話。時間もなくなってきたのでそのまま校正に提出しました。
この記念広報紙は、生徒、来賓のお客様、先生にしか渡しておりません。コンクールにも出しておりません。ネタ元の方、「ウチのに似てるな～」と思っても、どうか寛大な心でお願いいたしますm(._.)m
※わからないくらいのモザイクですが。
デザインが上手くなるには、良い作品を真似ることから始まると思います。同じく作って、そこからオリジナルを考えていく。大事です。言い訳かな(^^)
そして校正。重鎮の同窓会や委員の皆さんに大好評！苦労した甲斐がありました。ただ、パクってしまった表紙を褒められると、どうもあまり…。
自分の作品を自分で印刷
今回は会社の印刷機（4色オフセット）で印刷です。自分が作った作品を自分で印刷。いや〜最高ですね。初めての経験です。
そして納品。無事に皆さんに配られました。後日保護者の方から、あれ、すごい！など言われ感無量。
次回は並行して作成していた記念誌についてお話しします。
また次回！
