Tおやじの日記帳~TakaWata’s diary~

主にPTA広報紙、その他の話題を書いてます!

巨人の星がステキだった

夕方の再放送が楽しみだった

ビデオがあまり普及していない時代

私が小学生の頃学校から帰ってくると、テレビで夕方4時頃からよく昔のドラマやアニメの再放送をやっていた。

 

西遊記や水戸黄門、金八先生を見た記憶がある。まだビデオがある家庭が少なかった時代で、再放送は貴重な楽しみだった。

 

最高に面白かった巨人の星

私が大好きだったのは、アニメ「巨人の星」。典型的なスポ根アニメ。主人公の星飛雄馬が次々に魔球を生み出して、それを攻略していくライバルの花形満や左門豊作や大リーグから来たオズマ。そして父の星一徹までもが敵となるストーリーにハラハラしながら見ていた。

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一徹がちゃぶ台をひっくり返したりするのはともかく、生活が苦しい中で一生懸命働いて、飛雄馬を高校に行かせるなど、今ではあまり目にしない昭和40年代の時代背景も特徴だ。

 

花形満がカッコいい

飛雄馬のライバルで一番好きだったのは花形満。中学生で車を運転するなどムチャクチャなところもあるが、飛雄馬を永遠のライバルとして常に争う闘争心。魔球「大リーグボール」を攻略して、飛雄馬が落ち込んでしまった時も必ず復活すると信じるアツイ男。とにかくカッコいい。

 

飛雄馬が自分の腕が再起不能になってしまう可能性のある「大リーグボール3号」の正体を知った時、花形は飛雄馬にこれ以上投げないよう説得した。その時の言葉が印象に残る。

 

「僕も君とともに引退する。これからは社会という場で終生のライバルとして闘おう」だったかな?曖昧な記憶だが、そんなことを言っていた。

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この言葉は小学生の私にはとても素敵な言葉だった。ライバルが傷だらけの状態を知って、これ以上無理をさせられないと判断し自分の引退も語る。こんなカッコよさにしびれた。

 

結局飛雄馬は花形と忠告は聞かずに投げ続け、最後には左腕を壊してしまう。

 

あつくるしいかもしれないが、カッコいい

スポ根アニメは最高だ

とにかくアツイアニメだった。人によっては「あつくるしい」と思うかもしれないが、そのアツさがたまらなくカッコよく毎回楽しみに見ていた。

 

漫画なので多少大げさかもしれない。しかし自分の青春時代にこんなアツイ人が身近にいたら、当時の部活なんてとても楽しかっただろうなと思う。

 

今でもアツい野球アニメは存在する。「メジャー」はけっこう面白かった。しかし巨人の星のような泥臭さがない。巨人の星を見た私の世代には何かが足りない。

 

小学生にギプスを無理矢理着けさせ、毎日夜まで野球の猛特訓。現在ならPTAから苦情が殺到しそうな話だが、ハッキリ言って面白かった。

 

やはりスポ根アニメは最高だ。面白い。