新宿中村屋の菊紋月餅
菊の御紋入り月餅
格調高いお菓子
会社で、新宿中村屋の「菊紋月餅」なる饅頭をおすそ分けしてもらった。
私の会社とよくお付き合いのある方が叙勲を受けて、その時のお土産だという。
菊の御紋が入ったお菓子を間近で初めて見た。何とも神々しいというか有難いというか、不思議な気持ちになった。
初めて知ったお菓子
こんなお菓子があることも初めて知った。私のような無学な人間ならば、菊の御紋が入ってなければただの饅頭にしか見えない。しかし日本人ならこの御紋を見たことがない人はいないと思う。
格調高い、高すぎる
フイルムを開けると御紋が輝いている。食べるのが勿体ないくらいだ。
ちゃんと「十六八重表菊」になってる！この御紋は皇族の紋章として用いられているが、wikiで調べてみると13世紀から使用されているらしい。
私が頂いたのは小豆餡
木の実餡と小豆餡があるらしいが、私が食べたのは小豆餡。菊の御紋が入っているせいもあり、とても高貴な味がした。
甘すぎず、まろやかな食感。さすが新宿中村屋！このお菓子は中村屋に行けばいつでも食べられるのだろうか？地方に住んでいる人間には、とても珍しく有難いお菓子だ。
菊の御紋のお菓子なんて、何て言えばいいのだろう。とにかく有り難く、珍しく、そしてとても可愛らしいという印象を受けた。
日本にはまだまだ面白い発見がある
都市部でも地方でも
日本という国は2000年以上続く、世界で最も長い歴史を持つ国だ。日本には他に類を見ない、独特の素晴らしい文化がある。
普段何気ない自分たちの生活や行動が、外国人から見るととても尊敬に値することだとよく聞く。
2000年以上続く皇族の紋章を月餅にするなんて、これこそ日本人の感性の素晴らしさ！と思ってしまった。
礼儀正しさ、独特の文化、アイデア。私たちは素晴らしい感性を持った「日本人」だ。
日本人に生まれて良かった。心の底からそう思う。
